フレンチスタイルで

今日のお悩みコーナー! (そんなコーナー今まで無かった、つーの) Q:音ムラができてしまうんですが… A:おやおや、そんなあなたには、一度フレンチスタイルをお勧めしまーす!! 今回はなぜかラジオショッピング風に始めてみましたが… いかがなものか… さて、フレンチスタイルって 先日頭部管の角度をキープするのが大変だ、という内容を書きました。これと結び付く話になります。 楽器を組み立てる時に頭部管をどの位置に合わせるのか。フレンチスタイルは、これがびっくりしちゃうくらい内側なんです! 実際今日のレッスンで試された生徒さんは「えーっ?!こんなに内向けても鳴るんですね」と驚かれました。 結局、唇と唄口のエッジを強制的に?近付けた訳です。こうすることで、息のブレは少なくなりますよね。縦笛の発音する場所、あの三角になってる部分。そう、押さえて吹くとピヒーッてなるとこ。ラビュームというらしいですよ。調べました。 だいたい4~5mmしかありません。出てきた息をすぐ真っ二つにしちゃう感じ。 フルートを組み立てる時の目安にするメーカーのマーク。あれに合わせるとかなり外側になりますよね。それくらいが物理的に鳴りやすい、てことなんでしょうか?私も以前楽器修理に出した時、もっと外向けにした方が…と言われたのですが、なんともエッジを捉えにくいんですよ。 ただ、フレンチスタイルは馬力のある音を好まれる、必要とされる方には向かない気もします もちろん口や唇の形にも個人差があるので、向き不向きもあるかも。 今回の生徒さんはしばらくフレンチスタイルを試されることになりました。慎重に、改善に向けてお付き合いしたいと思います。 大阪府箕面市の西尾理絵フルート教室の新ホームページはこちら